2011年2月19日土曜日

繋いでいく。




昨日は山梨の小林メリヤスさんへ撮影に。


社長の木村さんがとても気さくに面白く?丁寧に、工場の中を案内してくださいました。
安全でやさしい素材、編み、職人さん達の熟練された縫製、確実な検針、品質管理。

30年以上昔の機械も何台かあり、廃業された工場から譲り受け、
大切にメンテナンスをしながら使っています。
社員さんのちょっとした工夫で、機械をより使いやすくしたり。
そんな話を聞いて、すごく愛のある会社だなと伝わってきました。

こだわりと安心が詰まった服が目の前でどんどん出来上がっていきます。

確かな品質と信頼で小林メリヤスさんへの受注は後がたたない程の忙しさですが、
安い人件費、海外生産、不況の煽りで周りの工場、職人さんはここ数年で激減してしまったそうです。

いま経済産業省はCOOL JAPANと謳って
日本の文化産業を海外へ進出させる活動をしてるそうです。
うまくこのような事業から国産の良い物が世界に発信されて、需要が生まれたら...。

数年前から自分がよく着るようになったアパレルブランドも国内生産しているところです。
かといって安価でどこで作られたかわからないような、服も買う事はあります。
でも、もし将来自分に子供が生まれたら?
科学薬品を使用した服だったら?

撮影のお陰で既製服に対する見方が変わったのは確かです。
自分はこの実態を、どう消費者の皆さんに伝えたら良いのだろう。

かならず何か形にしたいと思います。



















0 件のコメント:

コメントを投稿